住宅 高性能グラスウールが変わりました!
株式会社宏陽の田島猛です。
現場から、高性能グラスウールが変わったという連絡があったので、建築現場(東所沢B区画)に行きました。
今までの高性能グラスウールは下のものです。
現場にあったのは下です。
性能を比べてみました。
熱伝導率 0.038W/mK は同じです。
厚さも、ともに105mmです。
R(熱抵抗値)も2.8で同じです。
性能的に同じです。
どこが変わったのでしょうか?
メーカーの新しい高性能グラスウールの喧伝です↓↓
グラスウールを筋交いの面に施工するときに、カバーのビニール(防湿ポリエチレンフィルム)を一度はがします。
(東所沢E号棟)
そして、筋交いをビニール(防湿ポリエチレンフィルム)の背後に隠します。
よく見るのは下のような施工です。
今だに見る施工です。
施工の速さが優先される現場に見られます。これだと、防湿ポリエチレンフィルムをはがして、また貼る手間がかかりません。
ですが、この施工ですと、せっかく良い製品を使っても、断熱性能がとてもとても落ちてしまいます。
防湿ポリエチレンフィルムをはがす時、結構グラスウールが肌をチクチクさせます。
今回の新しい製品は、このチクチクがだいぶ軽減されるようです。
「施工者にフレンドリー」ということです。
断熱性能は変わらないとしても、施工がしやすくなったのは、大変嬉しいです。